演題

マウス下肢虚血モデルにおける末梢血単核球移植とApelin同時投与による治療効果の検証

[演者] 佐村 誠:1
[著者] 細山 徹:1, 田中 裕也:1, 中村 玉美:1, 工藤 智明:1, 釘宮 成二:1, 上野 耕司:1, 西本 新:1, 森景 則保:1, 美甘 章仁:1, 濱野 公一:1
1:山口大学器官病態外科

【目的】PBMNC移植と、近年血管成熟化因子として同定されたApelinとの併用療法が機能的血管新生をもたらすか検証すること。【方法】マウス下肢虚血モデルを作成し、末梢血から分離したPBMNCを虚血下肢に移植した(1×106 個/肢)。同時にApelin(0.1μmol/kg)を腹腔内に7日間連続投与した。術後の28日までの血流回復、新生血管密度、血管径、血管平滑筋で裏打ちされた成熟血管密度を評価した。また、新生血管の拡張能をAch投与での血管拡張(NOによる血管平滑筋弛緩作用)による血流増加率で評価した。【結果】血流、新生血管数、血管径、成熟血管密度はPBMNC移植単独に比べ、有意に高値であった。Ach投与による血流増加率もPBMNC移植単独に比べ、有意に高値であった。【結語】Apelin同時投与で、機能的血管新生がもたらされた。PBMNC移植とApelin同時投与によるhybrid治療が重症下肢虚血患者に対する有用な治療となりうる可能性が示唆された。
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