演題

SP-7-2

日本心臓血管外科学会の立場から

[演者] 横山 斉:1
1:福島県立医科大学心臓血管外科

【本誌について】「日本心臓血管外科学会誌」の前身は南江堂「胸部外科」の別冊です。「日本心臓血管外科学会雑誌」は、1975年に創刊されました。発刊当初の掲載内容は学術総会の記録が主で、投稿規定はありませんでした。その後、種々の整備がなされ39年の歴史を刻み現在に至っています。現在本誌は、心臓血管外科領域に関する和文の学術誌として臨床研究および症例報告など年間100 - 150編の投稿を受理し、年6回刊行されています。【国際化の方向性】2012年に日本胸部外科学会英文誌であるGeneral Thoracic & Cardiovascular Surgery(GTCS)との連携が整備され、本誌掲載論文のGTCS英文化(Associate journalとしてのsecondary publication)の規定が明文化されました。また本誌の現在の目標は、Medline収載です。本誌の源流でもある南江堂「胸部外科」は、Medlineに収載されていおり、英文タイトルと英文抄録は国際的に認知されます。本誌のMedline収載には今後種々の要件を満たす必要がありますが国際的認知度を高める努力を加速してゆきます。【専門医制度に関する広報機能】現在、新専門医制度に関する議論が急速に進み、専門医制度激動の時代が目前に迫っています。インターネットの時代とはいえ、定期的に手にとって閲覧できる本誌の価値は貴重であり、医学生、臨床研修医、専攻医そして指導医にとって有益な情報が迅速確実に伝わるよう誌面を再構成してゆきます。 編集体制も強化し副編集長を二人体制とし、編集担当副編集長は編集体制およびGTCSとの連携を、広報担当副編集長は学会および専門医情報を強化する責務を分担します。【若手医師育成の観点】若手医師の投稿が多いことから査読方針は教育的かつ指導的です。心臓血管外科学会評議員全員が査読者としての責務を負っており、投稿時の論文体裁がたとえ未熟であってもSomething new or something interestingがあれば数回の指導的査読により論文としての体裁が整えられてゆきます。若手医師の登竜門としての本誌の役割は、次世代外科医育成の観点からも重要です。若手医師の参画も推進します。2014年より40歳以下の学会員全員が「U-40(アンダーフォーティー)」として組織されました。学会運営に若手意見を反映させ、次世代医師にとって魅力ある学会を創るための基盤整備です。本誌編集委員会にもU-40代表委員を迎え、若手医師のとって魅力ある誌面作りを目指してゆきます。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版