演題

PD-24-6

縦隔リンパ節転移を有するN2-ⅢA期非小細胞肺癌に対する術前化学療法施行後の手術成績に関する検討

[演者] 守屋 康充:1
[著者] 田村 創:1, 石橋 史博:1, 松井 由紀子:1, 伊丹 真紀子:2, 飯笹 俊彦:1
1:千葉県がんセンター呼吸器外科, 2:千葉県がんセンター臨床病理部

【目的】縦隔鏡もしくは超音波気管支鏡(EBUS)による生検で術前にN2と確定診断された非小細胞肺癌の中で、化学療法後に手術を施行した症例の手術成績を検討する。【対象・方法】1999年から2011年に、生検でN2と診断確定された非小細胞肺癌に対して術前化学療法を行い、SD以上の効果があり手術を行った症例を検討した。【結果】縦隔鏡もしくはEBUSでN2と診断され、化療後にSD以上の効果があった48例に手術を施行した。男性35例、女性13例、平均年齢63.1歳。術式は、肺葉切除46例、全摘2例、完全切除率は81.2%、周術期死亡は認めなかった。化療の効果判定は、CR+PR 19例、SD 29例であった。効果判定がSDであった症例の5生率14.4%に対し、CR+PR症例では61.8%と有意に予後良好であった(p=0.0016)。【結論】縦隔鏡もしくはEBUSでN2と診断されたⅢA期非小細胞肺癌に対する術前化学療法後、CRもしくはPRが得られた症例では、手術後に長期生存が期待できる。
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