演題

PD-20-6

専門分化時代の腹部外傷外科~肝胆膵のすゝめ~

[演者] 松田 真輝:1
[著者] 澤野 誠:1, 大河原 健人:1, 佐川 幸司:1, 浅井 聖子:1
1:埼玉医科大学総合医療センター高度救命救急センター

【背景】Acute care surgery(ACS)において腹部外傷手術習得には、外科研修が必修となるが、現在high volume施設は外科が臓器別に細分化されている。【対象・方法】当高度救命救急センターは外科医5名が専従しており、過去1年間における当科での外傷手術症例61例を対象とし、術式を領域別に分類し、肝胆膵領域においては、手術難易度、術後合併症も検討した。【結果】領域は、肝胆膵18例(30%)、下部消化管9例(15%)、呼吸器13例(21%)、血管10例(16%)、心2例(3%)、腎・泌尿器3例(5%)、頚部5例(8%)、その他1例(2%)であった。肝胆膵領域の術式は、膵頭十二指腸切除1例、膵体尾部切除1例、下大静脈縫合1例、肝(切除)縫合6例、脾縫合2例と高難度の手術も多く含まれていた。また、膵液瘻、胆汁瘻といった肝胆膵領域特有の合併症も多かった。【結語】重症外傷手術スキルの習得には総合的な外科経験が必要であるが、専門分化の現代では、肝胆膵領域を重要視すべきである。
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