演題

PD-19-7

胆道癌に対する拡大肝切除における標準化予定残肝容積比を用いた残肝予備能評価

[演者] 三原 規奨:1
[著者] 杉浦 禎一:1, 岡村 行泰:1, 伊藤 貴明:1, 山本 有祐:1, 蘆田 良:1, 坂東 悦郎:2, 絹笠 祐介:2, 寺島 雅典:2, 上坂 克彦:1
1:静岡県立静岡がんセンター肝胆膵外科, 2:静岡県立静岡がんセンター消化器外科

【目的】 体表面積にもとづく標準化全肝容積を用いた標準化予定残肝容積比(sFLR)が、胆道癌拡大肝切除術前の残肝予備能評価に有用であるかを検討.【肝容積評価】 sFLRはCTで計測した予定残肝容積を標準化全肝容積で除して計算.CTで計測した全肝容積を用いて計算した予定残肝容積比(mFLR)も評価.【方法】 2002-2012年に拡大肝切除を施行した胆道癌102例が対象. 1. sFLR、mFLRを用いて術後肝不全(50-50 criteria)を予測するカットオフ値をROC曲線解析.2. sFLR・mFLR・年齢・性別・糖尿病・ICGK・手術時間・出血・輸血の因子について、術後肝不全危険因子の検討. 【結果】1.術後肝不全を8例に認め、sFLR、mFLRのカットオフ値は、30%(AUC 0.700)、35%(AUC 0.708)が適当. 2. 多変量解析で、sFLR<30%(OR8.2 p=0.012)、輸血(OR7.3 p=0.025)が、独立した肝不全危険因子. 【結語】sFLRは、残肝予備能評価に有用である可能性が示唆された.
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