演題

PD-19-2

術後早期肝不全を予測する因子と術後肝再生を予測する因子の検討

[演者] 松村 聡:1
[著者] 千代延 記道:1, 水野 裕貴:1, 上田 浩樹:1, 大畠 慶映:1, 佐藤 拓:1, 大庭 篤志:1, 赤星 径一:1, 古山 貴基:1, 伊藤 浩光:1, 勝田 絵里子:1, 中尾 圭介:1, 藍原 有弘:1, 伴 大輔:1, 落合 高徳:1, 入江 工:1, 工藤 篤:1, 田中 真二:1, 田邉 稔:1
1:東京医科歯科大学肝胆膵・総合外科

【背景】術後肝不全は未だ重篤な合併症であり、これを予測する術前因子と残肝容積の回復率について検討を行った。
【方法】2000年から2010年に施行した肝切除のうち2005年までをTest study、2006年からをValidation studyとして術後肝不全の予測因子を解析した。術後肝不全は" 50-50 Criteria" を満たす早期肝不全(以下ELF)とした。また2010年から2013年に施行した肝葉切除で残肝容積の回復率に関与する因子を解析した。
【結果】Test studyでELF群ではPTが低く、T-Bil、D-Bil、γGTPが高かった。ELF予測指標としてD-Bil/PT比が最も相関した。Validation studyでDB/PT比のcut offを3.7とするとodds比4.5であった。残肝容積の回復率に寄与する因子の検討では年齢、BMIに有意な相関を認めた。
【結語】DB/PT比は術後ELFを予測できた。また若年者の方が肝容積の回復率が良かった。これらをもとに、新しい適応基準が作成できる可能性がある。
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