演題

PD-18-7

進行胸腺腫に対する外科治療の現状と再発胸腺腫に対する再切除の意義

[演者] 井上 匡美:1
[著者] 新谷 康:1, 舟木 壮一郎:1, 川村 知裕:1, 別所 俊哉:1, 南 正人:1, 奥村 明之進:1
1:大阪大学呼吸器外科

【目的】進行胸腺腫の外科治療成績の現状と再発胸腺腫に対する再切除の意義を考案する.【対象】①進行胸腺腫:正岡III-IV期111例(III期77例,IV期34例).組織型はWHO Type A 4例,AB 13例,B1 10例,B2 57例,B3 27例.②再発再切除胸腺腫:21例.【結果】①進行胸腺腫:全体の5年・10年生存率は88%・73%.III期/IV期の5年・10年生存率は93%・79%/76%・59%(p=0.04)でIII期が良好であった.WHO Type A-B1/B2-3の5年・10年生存率は90%・80%/87%・71%で有意差なし.手術が1999年まで/2000年以降の5年・10年生存率は83%・66%/93%・84%(p=0.03)で2000年以降手術例が良好であった.②再発再切除胸腺腫:無病期間中央値は28か月.再切除は21例34回施行され,再切除後の5年・10年生存率は87%・58%であった.【結語】III-IV期進行胸腺腫の外科治療成績は改善していると思われ,全身状態良好な再発胸腺腫例に対しては積極的な再切除の適応検討に値する.
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