演題

PD-18-6

進行・再発胸腺腫に対する集学的治療

[演者] 福井 高幸:1
[著者] 谷口 哲郎:1, 川口 晃司:1, 石黒 太志:1, 福本 紘一:1, 中村 彰太:1, 森 俊輔:1, 横井 香平:1
1:名古屋大学呼吸器外科

【背景】進行および再発胸腺腫に対する有効な治療は確立しておらず、外科治療の意義も現在のところ明確ではない。【対象と方法】2003年5月から20014年8月に治療を行った胸腺腫106症例のうち手術に加えて化学療法(C)や放射線治療(R)を施行した21例を対象とし、周術期経過や予後を解析した。【結果】男性9例、女性12例で、年齢中央値は49歳。初回治療例がII期4例、III期4例、Iva期4例、再発例が9例ですべて胸膜播種再発であった。治療の順序はC→手術:12例、C→手術→R:3例、C→手術→C:2例、手術→R:2例、手術→C:1例、R→手術:1例。施行術式は隣接臓器合併切除を伴った胸腺全摘:8例、播種巣切除:5例、胸膜肺全摘:6例、拡大胸腺全摘のみ:1例であり治療関連死亡はなかった。平均フォローアップ期間は49ヶ月で、5年および10年生存率はどちらも83.7%であった。【結語】進行・再発胸腺腫に対する集学的治療はの有効な治療戦略であると考えられる。
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