演題

PD-17-3

胃癌術後のS-1/CDDP療法は有用かつ実行可能か?−CCOG0703およびCCOG1106の解析から−

[演者] 望月 能成:1
[著者] 石榑 清:2, 伊藤 誠二:3, 松井 隆則:4, 石山 聡治:5, 中山 裕史:6, 蜂須賀 丈博:7, 小寺 泰弘:8
1:小牧市民病院外科, 2:愛知厚生連江南厚生病院外科, 3:愛知県がんセンター中央病院消化器外科, 4:愛知県がんセンター愛知病院消化器外科, 5:岡崎市民病院外科, 6:国立病院名古屋医療センター外科, 7:市立四日市病院外科, 8:名古屋大学消化器外科

胃癌術後にS-1/CDDP(以後SP)療法を行うことはCCOG0703ではSP療法の術後の施行は困難と結論付けた。しかしその後CCOG1106において投与法の工夫と新規制吐剤使用により術後のSP療法の治療完遂率の向上を報告した。【対象と方法】StageⅣ症例に対して胃切除後SP療法5cycles施行予定としたCCOG0703症例31例とStageⅢ/Ⅳ症例に対して胃切除後、新規制吐剤を併用のもと1cycle目をS1単剤とし、その後SP療法4cycles施行を予定としたCCOG1106症例33例を対象に両試験の結果を検討した。【結果】治療完遂率;CCOG0703群:23%、CCOG1106群:69%であった。副作用については、All gradeではCCOG0703群:嘔気が74%、嘔吐が23%、CCOG1106群:嘔気が67%、嘔吐が15%であった。CCOG0703群の治療完遂群のPFS中央値は822日に対して治療未完遂群は351日であった。【考察】胃切除後のSP療法は十分に施行可能となり、またSP療法が施行できれば予後が改善されることが示唆された。
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