演題

PD-14-7

鏡視下食道癌手術における術前リスク評価と周術期管理における取り組み

[演者] 岡本 浩一:1
[著者] 二宮 致:1, 加納 俊輔:1, 廣瀬 淳史:1, 柄田 智也:1, 中沼 伸一:1, 酒井 清祥:1, 木下 淳:1, 牧野 勇:1, 中村 慶史:1, 林 泰寛:1, 尾山 勝信:1, 井口 雅史:1, 中川原 寿俊:1, 宮下 知治:1, 田島 秀浩:1, 高村 博之:1, 北川 裕久:1, 伏田 幸夫:1, 藤村 隆:1, 太田 哲生:1
1:金沢大学消化器・乳腺・移植再生外科

【目的】鏡視下食道癌手術症例175例における術前リスク評価と周術期管理の成績につき報告する。【方法】合併症予測の指標としてGlasgow prognostic score (GPS)、Prognostic nutritional index (PNI)を算出した。周術期管理の中でSIRS抑制目的にシベレスタットNaを、サルコペニア予防にグルタミン強化療法を行っている。各検査項目や対策と合併症発生の因果関係や術後短期成績につき解析した。【成績】CRP≧0.5mg/dLまたはAlb≦3.5g/dLであった46%の症例において、ともに正常の群より有意に合併症が多く(40%/61%)、PNI<40の群ではPNI≧40の群より有意に合併症が多かった(44.3%/75%)。シベレスタット投与群においてSIRS期間は有意に短く(1.2日/1.9日)、グルタミン強化によりサルコぺニアが抑制でき、合併症・縫合不全は少ない傾向にあった。【結論】当科で行っている食道癌術前リスク評価と周術期管理は、術後短期成績を向上させる可能性が示唆された。
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