演題

PD-14-3

ハイリスクの食道癌に対する外科治療の選択

[演者] 内門 泰斗:1
[著者] 奥村 浩:1, 大脇 哲洋:1, 尾本 至:1, 喜多 芳昭:1, 瀬戸山 徹郎:1, 喜島 祐子:1, 有上 貴明:1, 上之園 芳一:1, 石神 純也:1, 夏越 祥次:1
1:鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科

【はじめに】ハイリスク食道癌への外科治療の選択基準について検討した.【対象】2004年1月~2014年8月のハイリスク食道癌82症例の治療法,術後合併症を検討.リスクは,低肺機能,肝機能障害,80歳以上,PS;2以上,心機能はRCRIで1点以上,腎機能は慢性腎臓病分類のGrade3以上,糖尿病とした. 【結果】平均年齢75.4±2.3歳(62~87歳),リスクは,低肺換気/肝機能障害/超高齢者/ PS2以上/心機能障害/腎機能障害/糖尿病:45/38/9/12/26/18/ 13例であった.治療は,右開胸/左開胸/経裂孔/縦隔鏡/内視鏡:28/2/7/39/6例で,リスク2項目以上では,縦隔鏡手術や内視鏡手術であった.術後合併症は,肺炎/縫合不全/反回神経麻痺/SSI:11/15/3/6例で,リスク3項目以上が肺炎45.4%,縫合不全53.3%と有意に高い比率であった.【まとめ】リスクが重複する場合には縦隔鏡や短時間開胸が侵襲を軽減し,また術後合併症を予測した周術期管理が可能になると考えられた.
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