演題

直腸癌における化学放射線療法後腹会陰式直腸切断術後の骨盤大網形成術の有用性の検討

[演者] 山下 公大:1
[著者] 角 泰雄:1, 金光 聖哲:1, 前原 律子:1, 多々羅 敬:1, 古出 隆大:1, 細野 雅義:1, 中川 暁雄:1, 向山 順子:1, 音羽 泰則:1, 山本 将士:1, 金治 新悟:1, 今西 達也:1, 中村 哲:1, 鈴木 知志:1, 田中 賢一:1, 掛地 吉弘:1
1:神戸大学食道胃腸外科

【背景】直腸癌に対し術前化学放射線療法(chemoradiotherapy; CRT)に引き続き、腹会陰式直腸切断術(abdominoperineal resection; APR)を施行後、会陰創部及び骨盤内感染の治療に難渋することが多い。今回、我々は骨盤内大網形成術(Pelvic Omentoplasty; POP)を施行し、その治療成績を検討した。【方法】CRT後APRを施行した進行直腸癌症例21例を対象とし、POPを施行しなかった群 11例とPOPを施行した群 10例の2群で比較検討を行った。【結果】2群間背景に明らかな差はなかった。会陰創部の治療成績は、POP施行群で感染率は著明に改善した。また、感染後6ヶ月時の治癒率に著明な差は認めず、多変量解析でPOPなしが独立した感染危険因子となった。【考察】術前CRT及びAPR施行直腸癌は会陰創感染や骨盤内膿瘍形成に対し、POPは有用な手段である。
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