演題

PD-12-5

大腸癌合併潰瘍性大腸炎に対する外科治療成績と新しいサーベイランスに向けて

[演者] 荒木 俊光:1
[著者] 井上 靖浩:1, 問山 裕二:1, 廣 純一郎:1, 大北 喜基:1, 藤川 裕之:1, 奥川 喜永:1, 川村 幹雄:1, 近藤 哲:1, 三枝 晋:1, 小林 美奈子:2, 大井 正貴:2, 田中 光司:1, 内田 恵一:1, 毛利 靖彦:1, 楠 正人:1
1:三重大学消化管・小児外科, 2:三重大学先端的外科技術開発学

【目的】大腸癌/dysplasiaを合併した潰瘍性大腸炎(UC)の手術成績を集計,予後に関連する因子を同定,サーベイランス意義を検討すること.【方法】UC329手術例中,手術適応が大腸癌/dysplasiaの30例を対象とし,予後と臨床病理学的因の関連を検討した.また,25例から非癌部直腸粘膜よりDNAを抽出し,microRNAsメチル化レベルを定量,発癌との関連を検討した.【結果1】臨床病理学的因子のうち予後に有意な影響を与えた因子は,stageII以上と診断前非内視鏡期間2年以上であった.【結果2】癌/dysplasia合併例の直腸非癌部microRNAsメチル化レベルは,非合併例の直腸非癌部に比し有意に高値で,癌/dysplasia合併患者同定に関する独立因子であった.【結論】癌/dysplasia合併UCの予後は診断前非内視鏡期間2年以上で有意に不良であった.また,非癌部直腸粘膜DNAメチル化検出は,サーベイランス内視鏡適応症例の絞り込みに有用となる可能性が示唆された.
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