演題

PD-12-2

潰瘍性大腸炎合併大腸癌サーベイランスの有用性

[演者] 渡邉 聡明:1
[著者] 畑 啓介:1, 石原 聡一郎:1, 須並 英二:1
1:東京大学腫瘍外科

【背景】長期罹患潰瘍性大腸炎(UC)は大腸癌のハイリスクであり、大腸内視鏡によるサーベイランスが推奨されている。【方法】当院で大腸癌またはdysplasiaで手術を行ったUC42例を対象とした。①UC発症年齢、手術時年齢、UC罹患期間、UC罹病範囲を検討した。②当院サーベイランス群(S群、n=19)と非サーベイランス群(NS群、n=15)を比較した。他院サーベイランス群は除外(n=7)。【結果】①UC発症年齢は中央値30歳(15-62)、手術時年齢は49.5歳(26-83)であった。UC発症8年以内にdysplasiaまたは癌を発症した症例が6症例(14.3%)であった。UC罹患範囲は全大腸炎型40例、左側大腸炎型2例であった。②手術標本における最高異形度としてlow grade dysplasia:high-grade dysplasia: 癌の症例数はS群で3 : 7 : 9、NS群で1 : 4 : 11であった(p=0.49)。5年生存率はS群100%、NS群66%であった (p=0.05)。【結論】S群の方がNS群よりも5年生存率が良い傾向が認められた。
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