演題

PD-11-9

ハイリスク大動脈弁狭窄症に対する低侵襲カテーテル治療 (TAVI) の臨床成績

[演者] 鳥飼 慶:1
[著者] 倉谷 徹:2, 前田 孝一:1, 溝手 勇:3, 大西 俊成:3, 大藪 丈太:3, 市堀 泰裕:3, 入嵩西 毅:4, 四條 崇之:1, 渡辺 芳樹:1, 上野 高義:1, 戸田 宏一:1, 中谷 敏:3, 坂田 泰史:3, 澤 芳樹:1
1:大阪大学心臓血管外科, 2:大阪大学低侵襲循環器医療学, 3:大阪大学循環器内科, 4:大阪大学麻酔集中治療学

【背景】ハイリスク大動脈弁狭窄症 (AS) に対する低侵襲カテーテル治療であるTAVIの成績を検討した。【方法】当施設で施行の全TAVI 201例中、Edwards Lifesciences社のSAPIENを使用した147例を対象とした。開心術の適応が困難な症例をハートチームで検討し、解剖学的条件を加え総合的に適応を判断した。平均年齢83.3歳で、女性が60%を占めた。平均のSTS mortality scoreは12%。【結果】手技的成功は1例を除き全例で得られた。重篤な術中合併症を19例 (13%) で認めた。手術死亡及び在院死亡はそれぞれ1.4%、2.0%であった。術後脳神経系合併症発生率は1.4%であった。自覚症状は95%で改善し、自宅退院率は92%を示した。1、3年の累積生存率および心関連死亡回避率はそれぞれ89、75%および96%、95%であった。【結語】ハイリスクAS患者に対するTAVIは良好な術後早期及び中期成績を示し、患者の術後QOLを維持可能な有効な代替治療と考えられた。
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