演題

PD-11-2

80歳以上高齢者大動脈弁狭窄症患者に対する外科的治療-TAVRとの比較 -

[演者] 平尾 慎吾:1
[著者] 南方 謙二:1, 山崎 和裕:1, 阪口 仁寿:1, 瀧本 真也:1, 坂本 和久:1, 西尾 博臣:1, 熊谷 基之:1, 中田 朋弘:1, 池田 義:1, 坂田 隆造:1
1:京都大学心臓血管外科

重症大動脈弁狭窄症(AS)に対する経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)が保険適応となり、これまで治療対象とならなかったハイリスク症例においても良好な成績をおさめている。しかしながらハイリスク症例であってもTAVRの適応とならない二尖弁や透析症例など、外科的大動脈弁置換術(SAVR)が必要な症例は少なくない。当院において、80歳以上の重症ASに対して施行したTAVR 12例と、単独SAVR 25例の成績を比較した。TAVR群は重篤な合併症はなく、平均在院日数22日で全例独歩での自宅退院が可能であった。一方、SAVR群においても病院死亡は認めず、脳梗塞1例、前縦隔炎1例を認めるのみであり、在院日数は24日、独歩での自宅退院は88%で可能であった。SAVR、TAVRの成績は共に良好であり、特にTAVRはこれまで治療対象とならなかった症例においても有効であり、適応はさらに広がる可能性がある。
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