演題

Volumetric Breast Densityを用いた乳癌手術個別化の試み

[演者] 椎名 伸充:1
[著者] 榊原 雅裕:1, 三階 貴史:1, 藤本 浩司:1, 藤咲 薫:1, 榊原 淳太:1, 岩瀬 俊明:1, 羽山 晶子:1, 長嶋 健:1, 宮崎 勝:1
1:千葉大学臓器制御外科

【背景】乳房温存手術は切開創や乳腺受動など整容性向上のための技術の進歩が著しく、整容性に関わる因子の再評価が望まれる。また再建が選択肢として考慮される中、乳房温存手術のみで良好な整容性が担保できる群とできない群の抽出が重要である。我々はMammographyからVolpara®を用いてVolumetric Breast Density(VBD)を測定し、新しい因子として整容性への関与を評価した。【方法】乳房温存手術151例でVBDを測定し、整容性評価はHarris分類とpBRAを用いた。【結果】多変量解析にてVBDと予測切除率が術後の整容性に相関した。pBRAはVBDと乳房量が相関した。VBD≧15%かつ予測切除率<10%のExcellent/Goodは93%、pBRA6.9%に対し、VBD<15%かつ予測切除率≧10%のFair/Poorは60%、pBRA11.2%に及んだ。【結語】VBDは今日の乳房温存手術にて最も整容性に関与し、VBDと切除率の組み合わせは整容性良好群と不良群を抽出可能とし乳癌手術個別化の可能性が示唆された。
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