演題

当院での術式選択における個別化治療の現状

[演者] 小谷 はるる:1
[著者] 吉村 章代:1, 安立 弥生:1, 石黒 淳子:1, 久田 知可:1, 市川 茉莉:1, 服部 正也:1, 近藤 直人:1, 澤木 正孝:1, 藤田 崇史:1, 岩田 広治:1
1:愛知県がんセンター中央病院乳腺科

【背景】乳癌手術は乳房切除術(Bt),乳房温存手術(Bp)に加え,現在では乳房再建術も可能となり乳癌手術の個別化は進んでいる.【目的】当院における初診時評価と最終術式を比較し個別化治療の実施状況を把握する.【方法】2013年1月~2014年7月に当院で乳癌根治術をうけた673例の術式選択について検討した.【結果】最終術式はBp42%,Bt58%(このうち33%が一次再建を選択)であった.術式選択には8つのパターンがあった.まず初診時にBp可能だったのは309人でこのうち①233人がBpを②53人がBtを選択した.また23人は術前薬物療法(PST)後に③19人がBpを④4人がBtを選択した.次に初診時Bp不可能だったのは364人で⑤281人にBtを施行,残る83人のうちPST後に46人がBp可能となり⑥31人がBpを⑦15人がBtを選択した.PST後もBp不可能でBtを施行したのは⑧37人であった.【考察】術式選択までの8つのパターンを明確にできた.PSTや再建術の施行でより細分化した個別化を図れていた.
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