演題

骨盤内他臓器浸潤悪性腫瘍における機能温存・再建手術の開発−TPEの回避を目指して−

[演者] 西澤 祐吏:1
[著者] 伊藤 雅昭:1, 小林 昭広:1, 酒井 康之:2, 駒井 好信:2, 横田 満:1, 合志 健一:1, 塚田 祐一郎:1, 齋藤 典男:1
1:国立がん研究センター東病院大腸外科, 2:国立がん研究センター東病院泌尿器科

従来のTPE適応の臨床的前立腺浸潤初発直腸癌32例を対象。手術法は肛門温存(SPO)可能例と不可能例に大別、尿路は前立腺全摘を併用し膀胱および尿道括約筋温存可能例と不可能例に大別。可能例では膀胱尿道吻合(CUA)を施行。肛門温存は、Intersphincteric resection(ISR)を応用。27例(84%)にTPEが回避。stoma-less 20例、single stoma 7例、直腸切断術とCUAの組み合わせであった。全例Cancer-free marginで、TPE回避例の5年OS:77%、5年DFS:59%を示した。術後合併症ではCUAの縫合不全(Leak)が最も多かった。術後排便・排尿機能は、機能障害はあるものの許容範囲内(IPSS :9、排尿QOL:2、Wexner score:10.5、m-FIQL:52)。本手術法によりTPEの回避は可能で、術後QOLは向上。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版