演題

直腸・排尿機能を温存したストマレス骨盤内臓全摘術

[演者] 成島 一夫:1
[著者] 宮内 英聡:1, 鈴木 一史:1, 西森 孝典:1, 大平 学:1, 当間 雄之:1, 武藤 頼彦:1, 松原 久裕:1, 仲村 和芳:2, 二瓶 直樹:2, 幸田 圭史:3
1:千葉大学先端応用外科, 2:千葉大学泌尿器科, 3:帝京大学ちば総合医療センター外科

骨盤内臓全摘術は消化管、尿路の再建を要し、一般的には下行結腸ストーマと回腸導管の組み合わせが選択される。しかし、ダブルストーマは術後のQOLが制限される。当科では、適応により消化管吻合と代用膀胱を用いたストマを作成しない骨盤内臓全摘術を選択している。手術手技の詳細について、ビデオを供覧する。症例は67歳男性。S状結腸癌、cT4b(直腸、膀胱、精嚢) N1 M0 StageIIIa。膀胱三角周囲に膿瘍形成をきたしていた。局所高度進行大腸癌の診断にて術前放射線化学療法を施行。効果判定はPRだが、膀胱温存は困難と判断した。6月中旬、手術を施行。原発巣、膿瘍と膀胱、前立腺、精嚢をenblocに摘出した。消化管は下部直腸を温存し、DSTで吻合した。尿路は、J型のStuder変法により代用膀胱を作成し、左右尿管、尿道を吻合した。根治度はCurAであり、病理診断はypPM0 DM0(9㎝) RM0であった。現在再発なく外来通院中である。
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