演題

PD-7-8

先天性嚢胞性肺疾患に対する胸腔鏡手術の適応と限界

[演者] 加賀 基知三:1
[著者] 樋田 泰浩:1, 道免 寛充:1, 本間 直健:1, 八木 優樹:1, 久保田 玲子:1, 松居 喜郎:1
1:北海道大学循環器・呼吸器外科

先天性肺気道奇形Congenital Pulmonary Airway Malformation (CPAM)は、外科的肺葉切除の適応となる疾患である。一方、小児に対する胸腔鏡手術は、成人よりも難易度が高い。【対象および方法】2007年からCPAMに対して手術をおこなった9例を対象とした。年齢中央値は1歳(9日~6歳)。体重中央値は8.3Kg(2500g~25Kg)。胸腔鏡手術を前提とした適応と限界について検討した。【結果】心血管合併奇形を伴った1例と経過中に炎症を併発した1例は開胸手術でおこない、その他の7例は胸腔鏡手術で行った。2例は呼吸不全のために新生児期に手術したが、内1例は開胸移行した。その他、片肺換気が不可能であった1例が開胸移行した。【結論】出生直後の呼吸不全は、胸腔鏡手術によらず手術適応である。それ以外は、胸腔鏡手術を前提とした場合は、片肺換気が可能となる年齢までの待機手術が有利であるが、炎症を起こす可能性、正常肺の成長障害を念頭におく必要がある。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版