演題

切除不能膵癌に対する緩和的外科治療の至適適応基準の検討

[演者] 尾崎 宣之:1
[著者] 杉山 眞一:1, 土居 浩一:1, 緒方 健一:1, 田中 秀幸:1, 岩槻 政晃:1, 清水 健次:1, 山村 謙介:1, 髙森 啓史:1
1:済生会熊本病院外科

【はじめに】緩和外科手術における手術適応基準の設定は重要である。今回、切除不能膵癌に対するバイパス手術の至適適応基準を検討した。【対象と方法】2011年1月から2014年6月までに切除不能膵癌の診断にてバイパス術を施行した25例を対象とし、CONUT、GPSおよび腫瘍側因子を解析し、至適適応基準を検討した。【結果】年齢中央値は66歳、男女比は13:12、術後入院期間中央値は16日、術後生存期間中央値は108日、在院死を2人認めた。予後因子として、単変量解析ではCONUT高値、GPS高値、P(+)、OO(+)、術後化学療法不能例、多変量解析ではCONUT高値とGPS高値が予後不良因子として抽出された。ROC解析ではCONUT score 2以下の場合には全例で90日以上生存可能であった。【まとめ】切除不能膵癌に対する緩和外科治療の至適適応基準決定にCONUT scoreとGPSは有用であり、特にCONUT score 2点以下は手術適応選別に有用な指標となる。
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