演題

当院における臨床的N0症例の腋窩治療戦略

[演者] 西川 徹:1
[著者] 吉田谷 芙美:1, 志茂 彩華:1, 上島 知子:1, 土屋 恭子:1, 小島 康幸:1, 志茂 新:1, 速水 亮介:1, 津川 浩一郎:1, 白 英:2, 川本 久紀:2, 首藤 昭彦:2, 福田 護:2
1:聖マリアンナ医科大学乳腺・内分泌外科, 2:聖マリアンナ医科大学付属研究所 ブレスト&イメージングセンター

当院でのセンチネルリンパ節生検(SLNB)後の腋窩リンパ節再発状況と、臨床的N0症例におけるBp+SLNB例の術中SLN迅速診断省略を後方視的に検討。【対象】検討1:2002年4月~2013年1月にSLNBを施行した臨床的N0の2348例(Bp:1677例、乳房切除術(Bt):671例)と、検討2:2014年5月~8月にSLN術中迅速診断省略したBp+SLNB105例。Bpは全例に全乳房照射し、Btは照射症例を除外。【結果】検討1:ALND省略し永久病理検査でSLN陽性症例はBpで48例、Btで27例。腋窩リンパ節再発はBpで16例、Btで8例であった。検討2:n0は83例、n+は22例。n+症例に腋窩照射を追加した。現在までに再発症例は認めない。【まとめ】検討1ではSLNB→ALND群とSLN陰性群のリンパ節再発率に優位差は無く、SLN偽陰性でも術後補助療法と照射療法により再発抑制効果は高い。検討2ではSLN迅速診断省略はまだ期間が短く少数で結論には至らないが、今後も症例の集積と慎重な患者管理が必要である。
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