演題

センチネルリンパ節生検の省略を目指したSPIO造影 3T-MRIによる乳癌センチネルリンパ節転移診断

[演者] 元村 和由:1
[著者] 芝 瑞穂:1, 中山 貴寛:1, 玉木 康博:1, 伊藤 ゆり:2, 中西 克之:3
1:大阪府立成人病センター乳腺内分泌外科, 2:大阪府立成人病センターがん予防情報センター, 3:大阪府立成人病センター放射線診断科

【目的】最近、我々は造影CTで同定したセンチネルリンパ節 (SN)について、磁性体造影剤(SPIO)を用いた1.5T-MRIによる転移診断を試み、良好な成績を得た。今回、3T-MRIを用いてさらなる転移診断能の向上を目指した。【方法】造影CTによりSNを同定し、MRI 画像でSPIOの取り込みの有無により転移診断を行った。取り込み像があれば転移陰性と判定した。この結果と病理診断結果を比較した。【結果】N0乳癌70例中、CTにより69例(98.6%)にSNを同定しえた。病理学的にSN転移陽性と診断された19例全例で、MRIにより転移陽性と診断しえた。転移陰性の50例中48例で転移陰性と診断しえた。SN転移診断の感度100%、特異度96.0%、正診率97.1%であった。【結論】SPIO造影3T-MRIにより、正確にSN転移診断を行える。MRI診断によるSN転移陰性例に SN生検をも省略可能である。
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