演題

PD-3-7

切除可能膵癌に対する治療戦略

[演者] 後藤 直大:1
[著者] 松本 逸平:2, 外山 博近:1, 浅利 貞毅:1, 村上 義昭:3, 川井 学:4, 元井 冬彦:5, 上村 健一郎:3, 庄 雅之:6, 里井 壯平:7, 本田 五郎:8, 山上 裕機:4, 海野 倫明:5, 赤堀 宇広:6, 權 雅憲:7, 倉田 昌直:8, 福本 巧:1, 具 英成:1
1:神戸大学肝胆膵外科, 2:近畿大学外科, 3:広島大学外科, 4:和歌山県立医科大学第二外科, 5:東北大学肝胆膵外科, 6:奈良県立医科大学消化器・総合外科, 7:関西医科大学外科, 8:がん・感染症センター都立駒込病院外科

【背景と目的】切除可能膵癌に対する標準治療の成績は未だ満足できるものではない。術後早期再発もしばしば経験し、手術先行治療の問題点である。切除先行治療例を早期再発の点から検討し治療戦略につき考察した。【対象と方法】MSG-PBSにおける膵癌切除先行治療968例を対象とした。早期再発群(ER群、n=238)、非早期再発群(NR群、n=729)で比較した。【結果】早期再発率は25%と高率であった。MST(月)はER群でNR群と比較し有意に短縮していた(8.8vs35.5)。初回再発部位はER群で肝転移が最も多く、NR群に比較し有意に高率であった。PR膵癌において早期再発の術前予測因子は術前CA19-9値≧300U/ml、術前画像腫瘍径≧30㎜、mGPS2点であった。【結論】膵癌切除先行治療では早期再発率は高く、それらの予後は極めて不良であった。膵癌早期再発高危険群では術前治療を考慮すべきである。
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