演題

PD-3-5

膵癌術前治療至適適応におけるResectablitiyの重要性

[演者] 庄 雅之:1
[著者] 赤堀 宇広:1, 田中 利洋:2, 木下 正一:1, 長井 美奈子:1, 玉本 哲郎:3, 西尾福 英之:2, 山田 高詞:1, 野見 武男:1, 山戸 一郎:1, 北東 大督:1, 川口 千尋:1, 安田 里司:1, 尾原 伸作:1, 長谷川 正俊:3, 吉川 公彦:2, 中島 祥介:1
1:奈良県立医科大学消化器・総合外科, 2:奈良県立医科大学放射線科, 3:奈良県立医科大学放射線治療科

【目的】長期予後の観点から,術前治療の適応を検討した.【方法】対象は2006-2013年に加療開始した膵癌248例.切除可能膵癌(R群:100例),門脈に接触・変形(BR-P癌:69例),主要動脈に180度未満接触(BR-A群:31例)に分類.また局所進行切除不能膵癌(UR-LA群:48例)を対照とした.うち11例は切除可能(Ad-Surg群)となった.術前治療(NAT)は99例に施行.【結果】NATの有無で比較すると,R群ではNAT有50.2M,無32.7M,BR−P群ではNAT有26.6M,無15.5MとNAT施行例は良好であった.一方,BR-A群ではNATの有無で差を認めなかった.また,UR-LA群の予後は21.7Mであり,Ad-Surg群の予後は33.8Mと良好であった.BR-A群とUR-LA群の予後に差はなく,特にAd-Surg群の予後はBR-A群よりも有意に良好であった.【結論】切除可能膵癌および門脈因子による切除境界型膵癌が術前治療の適応である一方で,動脈因子による切除境界型膵癌には化学療法先行が妥当と考えられた.
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