演題

PD-3-4

切除可能膵癌に対する手術先行の短期治療成績:早期再発と術後補助化学療法導入困難例の危険因子解析

[演者] 松村 優:1
[著者] 齋浦 明夫:1, 武田 良祝:1, 寺澤 無我:1, 田中 真之:1, 熊谷 祐:1, 市田 洋文:1, 松木 亮太:1, 石沢 武彰:1, 井上 陽介:1, 有田 淳一:1, 高橋 祐:1
1:がん研有明病院消化器センター消化器外科

切除可能膵癌に対する標準治療は外科切除と術後補助化学療法である。早期再発と術後合併症による補助化学療法の遅延が問題点である。対象 2005年4月から2014年3月までに手術を施行した切除可能膵癌340例を対象とし早期再発と術後化療導入遅延の術前危険因子を検討した。結果 31例は非切除因子を認め姑息手術となり、切除例のうち288例が術後膵癌と診断された。6ヶ月以内の再発は25%に認め、再発形式は肝転移が最も多く63.9%であった。腫瘍径>4cm、CA19-9>37U/mlが危険因子であった。 補助化療を予定した216症例のうち導入できなかった症例は6.3%であった。術後10週以内に補助化療を導入した症例は68%であり、導入が遅れる因子として70歳以上が挙げられた。 結語 手術先行では早期再発例が25%、補助化療導入困難例が6.3%存在した。腫瘍径>4cm、CA19-9上昇例は早期再発しやすく、高齢者は補助化療導入困難例が多かった。新規治療開発が必要である。
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