演題

PD-3-3

当院における切除可能膵癌の成績—手術先行の立場から

[演者] 喜多 亮介:1
[著者] 八木 真太郎:1, 増井 秀行:1, 木下 裕光:1, 阪本 裕亮:1, 岡田 和幸:1, 山本 健人:1, 三木 明:1, 近藤 正人:1, 瓜生原 健嗣:1, 小林 裕之:1, 橋田 裕毅:1, 貝原 聡:1, 細谷 亮:1
1:神戸中央市民病院外科

【目的】切除可能膵癌に対して術前化学療法を行うことが予後に貢献するかどうかに明確な見解はまだないが、当院の手術先行切除可能膵癌の治療成績を解析し報告する。【対象ならびに方法】2000年1月から2014年4月までに当院で切除を施行した浸潤性膵管癌切除症例246例のうち切除可能症例148例(観察期間中央値546日)を対象とした。【結果】総合的進行度:StageⅠ12例(8%)、StageⅡ3例(2%)、StageⅢ55例(37%)、StageⅣa61例(41%)、StageⅣb17例(12%)であった。局所癌遺残度はR0が126例(85%)、R1が22例(15%)であった。成績:2年生存率60%、5年生存率42%(5年生存22例)。生存期間中央値1061日となった。単変量解析では潜在的予後因子はTS>1、S(+)、PL(+)、N(+)であり、多変量解析で独立予後因子はSとTS>1であった。【結語】当院における切除可能膵癌に対する手術先行の治療戦略ではR0切除率85%で5生率42%と比較的良好であり、独立予後規定因子はS(+)、TS>1であった。
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