演題

cT3/nearly T4食道癌に対する集学的治療戦略−治療効果と安全性の両立を目指して−

[演者] 佐伯 浩司:1
[著者] 工藤 健介:1, 堤 亮介:1, 中司 悠:1, 西村 章:1, 秋山 真吾:1, 田尻 裕匡:1, 堤 智崇:1, 由茅 隆文:1, 笠木 勇太:1, 財津 瑛子:1, 津田 康雄:1, 安藤 幸滋:1, 中島 雄一郎:1, 今村 裕:1, 大垣 吉平:1, 沖 英次:1, 前原 喜彦:1
1:九州大学消化器・総合外科

【目的】局所進行食道癌に対する治療戦略を構築する。【方法】検討I: cT3/nearly T4食道癌183例を、手術単独例(A群:84例)、術前CRT例(B群:99例)に分け検討した。検討II:サルベージ手術24例を、cT1-2例(C群:12例)、cT3/nearly T4例(D群:12例)に分け検討した。【結果】検討I:A、B群の合併症は25%、43%で、多変量解析でB群が2.4倍のリスクであった。B群で組織学的治療効果別に検討したところ、5生率はGrade3(21例)が85%と良好であった(Grade0,1 vs 2 P<0.05、Grade2 vs 3 P<0.05)。検討II: D群では42%が非治癒切除であった(P<0.05)。C、D群の合併症は33%、83%(P<0.05)、D群で在院死17%であったが、2期手術の6例に在院死を認めなかった。【結論】cT3・nearly T4食道癌に対して、術前CRTで組織学的著効を得ることが重要である。サルベージ手術において治癒切除例では長期生存が期待できるが、安全性を重視した手術が必要である。
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