演題

near T4食道癌に対する化学放射線療法および手術の治療成績

[演者] 吉田 直矢:1
[著者] 馬場 祥史:1, 日吉 幸晴:1, 井田 智:2, 岩上 志朗:1, 藏重 淳二:1, 坂本 快郎:1, 宮本 裕士:1, 石本 崇胤:1, 辛島 龍一:1, 原田 和人:1, 江藤 弘二郞:1, 杉原 栄孝:1, 泉 大輔:1, 小澄 敬祐:1, 徳永 竜馬:1, 清住 雄希:1, 中村 健一:1, 大内 繭子:1, 渡邊 雅之:2, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科, 2:がん研有明病院消化器センター消化器外科

【目的】nearT4食道癌にCRTを先行、40Gyで効果判定し根治手術可能なら手術、手術不可能or CRが見込める場合は根治照射を行う戦略の有用性を明らかにする。【方法】この方針で治療したnear T4(82例)の治療効果、手術短期成績、予後を調査。【結果】CRT後CRが30例(37%)。うち再発がない真のCRは18例(22%)。PR,SD,PDは45%,11%,7%。31例に根治手術を行い、組織学的治療効果はGr1a,1b,2,3が10,12,5,2例。組織学的治療効果は照射量と関連なし。併用化学療法はDCFでGr1b以上の有効例が75%、FPは45%(有意差なし)。全症例のOSは3生が41%,5生が34%。予後因子は治療効果判定のみ(p<0.01)。根治手術後の予後因子は組織学的Grが1aかそれ以外か(p=0.03)。照射量とは関連なし。術後合併症は根治照射群で63%、術前照射群で36%。【結語】この戦略の利点は、CRTによる根治とdownstageによる根治手術を治療反応性に合わせて選択ができること、手術合併症の減少に寄与できること。
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