演題

RS-19-9

Peritumoral steatosisを伴う多発肝転移を呈した膵神経内分泌腫瘍の一例

[演者] 近藤 享史:1
[著者] 蒲池 浩文:1, 敦賀 陽介:1, 若山 顕治:1, 折茂 達也:1, 柿坂 達彦:1, 横尾 英樹:1, 神山 俊哉:1, 武冨 紹信:1
1:北海道大学消化器外科I

症例は50歳男性。腹痛、肝機能障害にて前医紹介受診し、精査の結果、膵神経内分泌腫瘍の多発肝転移の診断となった。肝転移に対しては、2期的手術が計画され、膵頭十二指腸切除術、肝部分切除術施行。病理結果はneuroendocrine tumor G2であった。術後2週目のCTで残存多発肝転移巣の増悪を認め、手術目的に当科紹介。当科で撮影されたCTでは、肝転移巣は腫瘤周囲に0HU以下の低吸収域を含み、MRIではT1 opposed phaseで信号低下を示し、脂肪を含む病変と考えられた。PTPE施行後、肝右葉切除術、肝部分切除術施行。病理結果はsteatosisを伴うneuroendocrine tumorであった。免疫組織学的染色は現在検討中である。膵内分泌腫瘍の肝転移に伴うperitumoral steatosisの報告は決して多くはなく、今回貴重な症例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する。
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