演題

RS-19-8

術前CT所見による膵体尾部切除後のドレーン排液アミラーゼ値予測

[演者] 伊東山 瑠美:1
[著者] 橋本 大輔:1, 坂田 和也:1, 岡部 弘尚:1, 新田 英利:1, 林 洋光:1, 近本 亮:1, 石河 隆敏:1, 別府 透:1, 馬場 秀夫:1
1:熊本大学消化器外科

【はじめに】術前CT所見から膵体尾部切除後のドレーン排液アミラーゼ(Amy)値を予測しうるかを検討した。【方法】当科で施行した膵体尾部切除術41例を対象とし、術前単純CTにおける膵実質CT値、主膵管径および切離予定線における膵の厚さについて、中央値で低値群と高値群とに分け、術後1日目のドレーンAmy値を比較した。【結果】術前膵実質のCT値においては、Amy値はCT値低値群が4395(46-15652)IU/L、CT値高値群が12889(152-55790)IU/Lであり、低値群で有意にAmy値は低値を示した(P<0.05)。また膵の厚さにおいては、膵が薄い群が4067(46-15652)IU/L、膵が厚い群が13201(241-55790)IU/Lであり、膵が薄い群で有意にAmy値は低値を示した(P<0.05)。なお主膵管径においては径が細い群と太い群での有意差は認めなかった。【考察】膵実質の線維化によるCT値低下、膵の菲薄化が考えられた。【結語】術前CT所見で術後膵液瘻の発生を予測できる可能性が示唆された。
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