演題

RS-19-6

非黄疸膵頭部癌の臨床病理学的検討

[演者] 加藤 透:1
[著者] 西山 潔:1, 木村 暁史:1, 野呂 拓史:1, 青笹 季文:1, 長谷 和生:1, 山本 順司:1
1:防衛医科大学校外科

【目的】黄疸以外の症状で発見される膵頭部癌の臨床病理学的特徴を明らかにする。【対象と方法】 膵頭部浸潤性膵癌症例66例(男:女=29:37,70±9.2歳)中、非黄疸20例と黄疸46例を検討。【結果】非黄疸例の初発症状は、腹痛9例、糖尿病6例、体重減少2例。胆道減圧処置は非黄疸例でも5例に施行。非黄疸例・黄疸例で術前CA19-9値、手術時間/出血量、術式に差なし。ch因子陽性は全体の89%、非黄疸例の70%。ch因子以外はpl因子(p=0.05)とew因子(p=0.054)が非黄疸例で高頻度。切除後MSTは非黄疸例で1.5年 ,黄疸例で2.3年と差なし。単・多変量解析とも予後不良因子は腫瘍径で、黄疸の有無もch因子の有無も予後に影響せず。【結論】胆管浸潤は膵頭部に発生した浸潤性膵管癌の大多数にみられる所見であり、切除対象となる膵頭部癌では、黄疸の有無で有意な臨床病理学的差異はない。
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