演題

RS-19-5

術前化学療法により根治切除が可能となった腹腔動脈浸潤陽性膵体部癌の一例

[演者] 垣内 大毅:1
[著者] 吉岡 伊作:1, 松井 恒志:1, 渋谷 和人:1, 関根 慎一:1, 祐川 健太:1, 小島 博文:1, 森山 亮仁:1, 橋本 伊佐也:1, 北條 荘三:1, 堀 亮太:1, 奥村 知之:1, 長田 拓哉:1, 塚田 一博:1
1:富山大学消化器・腫瘍・総合外科

腹腔動脈浸潤を伴うborderline resectable(BR)膵体部癌に対し術前化学療法後に根治切除し得た一例を経験した。上腹部不快感を主訴に近医受診、CTで膵腫瘤を認め当科紹介受診。CTでは膵体部から胃小弯へ浸潤する7cm大の腫瘍を認め、腹腔動脈への浸潤が疑われた。生検病理で膵癌として矛盾しない所見であり、腹腔動脈浸潤陽性のBR膵癌と診断。術前化学療法(GS療法)を施行。化学療法後、腫瘍径は4cmに縮小したため切除。全胃合併膵体尾部切除術を施行。腹腔動脈周囲神経叢は迅速病理で癌陰性であり温存。病理所見は低分化型腺癌、TS2,T4,CH(-),DU(-),S(+),RPX,PV(-),Asp(+),PL(-),OO(+;胃),N3(No.1), ly0,v0,ne1,R0,stageIVb。35病日退院。BR膵癌に対する術前化学療法の有用性につき文献的考察を加え報告する。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版