演題

RS-19-4

多数回GS療法後に手術施行した進行膵癌の2例

[演者] 小関 孝佳:1
[著者] 野田 弘志:1, 渡部 文昭:1, 蛭田 昌宏:2, 土橋 洋:2, 山田 茂樹:2, 力山 敏樹:1
1:自治医科大学さいたま医療センター外科, 2:自治医科大学さいたま医療センター病理部

【症例1】膵頭部に径30mm大の膵癌を認め、切除方針としたが、術中組織診断で大動脈周囲リンパ節転移を認め根治術不能、GS療法開始。10コース終了時のCTでは腫瘍は消失。20コース終了時のCT、PET-CTで膵頭部に径25mm大の腫瘤の再出現と腫瘍マーカー上昇を認め、21コース終了後に切除。術後4ヵ月のCTで肝転移再発出現。GS療法再開するも効果なく、術後8ヵ月で死亡。【症例2】腹部CTで膵体部を主体とし膵尾部に進展する径50mm大の腫瘤が存在し、胃十二指腸動脈根部の狭小化を認めた。R0根治術は不能と判断しGS療法開始。12コース終了時、腫瘍は20mm大へ縮小、遠隔転移を認めず切除。術後病理組織学的検査では高分化から中分化管状腺癌であり、門脈内腔、膵内胆管、前方組織、神経叢周囲に著明な線維化を認めた。術後2ヵ月現在、再発なく経過。【結語】切除不能膵癌化学療法施行後の切除成績について考察し報告する。
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