演題

RS-18-9

術後に突然死を来した2例を含む、当院での統合失調症患者における手術症例の検討

[演者] 西野 将矢:1
[著者] 細田 洋平:1, 岡野 美穂:1, 永井 健一:1, 安井 昌義:1, 金 よう国:1, 辻仲 利政:1
1:市立貝塚病院外科

(はじめに)抗精神病薬は容量依存性に突然死の危険性が高くなることが知られている。統合失調症患者において術後に突然死した2例を経験したので報告する。(症例)症例1:69歳男性。下血にて精査したところ、S状結腸癌 cT2N0M0 stageⅠと診断した。術前検査で軽度貧血と洞性除脈を認めた。エコーでは心機能は良好であった。高位前方切除術を施行した。術後は特に合併症を認めなかった。術4日目に病室で心停止で発見され、蘇生処置に反応せず死亡した。症例2:57歳女性。S状結腸軸捻転にて当院に紹介された。内視鏡にて整復を試みるも穿孔し、緊急で結腸亜全摘、回腸人工肛門造設術を施行した。経過は比較的良好であった。術6日目急変し、蘇生処置に反応せず死亡した。(考察・結語)2012年4月から2014年7月に手術を行った統合失調症患者は総数9名であった。統合失調症は有病率1%程度と稀ではない。統合失調症患者の特性を考慮した周術期管理が必要である。
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