演題

RS-18-5

外傷性膵損傷手術例の検討

[演者] 金田 明大:1
[著者] 日高 悠嗣:1, 木原 康宏:1, 山永 成美:1, 永末 裕友:1, 山田 兼史:1, 田中 栄治:1, 木村 有:1, 林 亨冶:1, 横溝 博:1, 馬場 秀夫:2, 平田 稔彦:1
1:熊本赤十字病院外科, 2:熊本大学消化器外科

【方法】2000年4月から2014年4月までに、外傷性膵損傷手術例20例に関して、膵体尾部損傷と膵頭部損傷での治療戦略について検討。【結果】膵体尾部損傷(Pbt)8例(40%)、膵頭部損傷(Ph)12例(60%)。膵単独損傷は9例(Pbt6例(30%)、Ph3例(15%))。合併損傷は膵体尾部に結腸損傷2例(10%)、膵頭部の周辺臓器に9例(45%)。手術術式は膵体尾部損傷でドレナージ2例、膵体尾部切除6例、膵頭部損傷でドレナージ10例、膵頭十二指腸切除2例。死亡は5例(20%)で、全て膵頭部合併損傷。死亡原因は術直後の失血死2例(10%)、膵液瘻による多臓器損傷1例(5%)。【考察】膵体尾部損傷は膵体尾部切除やドレナージで予後は良好である一方、膵頭部損傷では受傷時の合併損傷や膵液瘻で致死的となる。【結語】膵損傷に対して、損傷部位や合併損傷の有無により治療戦略を選択する必要がある。
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