演題

RS-18-4

抗凝固療法患者における待機的腹部外科手術治療成績の検討

[演者] 佐々木 駿:1
[著者] 内山 秀昭:1, 東 貴寛:1, 森田 和豊:1, 江口 大彦:1, 遠藤 和也:1, 富川 盛雅:1, 奥山 稔朗:1, 立石 雅宏:1, 是永 大輔:1, 竹中 賢治:1
1:福岡市民病院外科

【背景と目的】心房細動患者へ抗凝固療法が積極的に導入される傾向にあり、抗凝固療法患者に対する腹部外科手術治療成績の検討が必要である。【対象と方法】当院にて2011年1月~2013年12月の期間で行われた待機的腹部外科手術(n=548)を対象とし、背景・治療成績について比較検討を行った。①抗凝固療法群(n=37)と非抗凝固療法群(n=541)で比較検討した。②抗凝固療法群(n=37)を合併症群(n=8)と非合併症群(n=29)に分けて、比較検討した。【結果】①抗凝固療法群で年齢、ASA、腎機能障害を有する割合が高く、合併症も有意に多く発生した(p<0.05)。抗凝固療法群で術後出血合併症が多く、術後在院日数が膵・食道切除で延長していた(p<0.05)。②背景因子で差を認めず、合併症発生群で有意に開腹手術が多かった(p<0.05)。【結語】抗凝固療法使用患者は待機的腹部外科手術で術後合併症発生率が高く、特に侵襲度の高い手術においては慎重な周術期管理が要求される。
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