演題

RS-17-5

術後8年の長期生存し得た胆管切除断端陽性肝内胆管癌の一手術例

[演者] 塚田 遼:1
[著者] 種村 匡弘:1, 三上 翔:1, 高 正浩:1, 浦川 真哉:1, 額原 敦:1, 若杉 正樹:1, 鄭 充善:1, 益澤 徹:1, 多根井 智紀:1, 岸 健太郎:1, 鳥 正幸:1, 吉留 克英:1, 赤松 大樹:1
1:大阪警察病院外科

【症例】75歳、女性。2006年3月上腹部痛を主訴に近医を受診。肝腫瘍を疑われ当院、消化器内科を紹介された。ERCPを施行され胆管造影にてB8の完全閉塞を認め、同部位の生検により腺癌を認め、ICCと診断した。腫瘍占拠部位により肝右葉切除+胆管切除が必要と判断したが、残肝容量28%となり一期的切除は困難と判断、PTPEを施行した。再検CTでは残肝容量47%まで肝左葉の増大を認め、同年7月に肝右葉切除+胆管切除を施行した。しかし左胆管断端にて癌陽性とのゲフリール所見を受け、追加切除を試みるも陰性化し得ず左肝管空腸吻合を行い再建を余儀なくされた。術後経過は良好にて術後、約120日目よりGem 800mg/body、4w 1kurとして隔週投与にて5kur補助療法を追加した。以後、再発兆候なく術後8年の長期予後を得ている。【考察】当施設での切除症例16例より、胆管断端陽性の予後因子としての重み、術後補助療法の必要性などを解析し報告する。
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