演題

直腸癌に対する側方郭清−ロボット支援下手術 vs. 開腹手術−

[演者] 山口 智弘:1
[著者] 絹笠 祐介:1, 塩見 明生:1, 富岡 寛行:1, 賀川 弘康:1, 佐藤 純人:1, 山川 雄士:1, 岡 ゆりか:1, 古谷 晃伸:1, 仲井 希:1
1:静岡県立静岡がんセンター大腸外科

【目的】ロボット支援下側方郭清(RALLD)と開腹側方郭清(OLLD)の比較。【対象】2010年4月−2014年7月までのRALLD群62例、OLLD群88例。【結果】術式はRALLD群が有意に肛門温存割合が多かった。手術時間はRALLD群/ OLLD群それぞれ432分/ 410分(p = 0.35)、出血量は21ml/ 637ml(p < 0.01)。合併症(Clavien-Dindo分類Grade II以上)は、縫合不全(0例/ 8例)、腸閉塞(1例/ 14例)、排尿障害(1例/ 9例)、骨盤死腔炎(0例/ 8例)が有意にRALLD群で少なかった。pStage、郭清リンパ節個数、癌遺残は両群間で差なし。術後在院日数は8日/ 11日(p < 0.01)。1年、3年無再発生存率は(92.4%、-%)/ (83.8%、72.7%)(p = 0.22)(MST:21か月)。【結論】RALLD群の短期成績はOLLD群より有意に良好。長期成績は観察期間が短いためさらに検討が必要。難易度の高い側方郭清においてロボット手術は開腹手術と比べて有望なデバイスであると考える。
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