演題

RS-16-6

家族性アミロイドポリニューロパチー症例を2ndドナーとしたドミノ肝移植における手術手技

[演者] 志智 俊介:1
[著者] 腰塚 靖之:1, 川村 典生:1, 高橋 徹:1, 後藤 了一:1, 山下 健一郎:2, 武冨 紹信:1, 嶋村 剛:3
1:北海道大学消化器外科I, 2:北海道大学移植外科, 3:北海道大学移植医療部

【背景】FAPグラフト肝によるドミノ肝移植には摘出再建方法がいくつかある。【目的、対象】FAPからのドミノ肝移植2例の手術手技を報告する。【結果】(症例1) 49歳男性。脳死肝移植施行。FAP肝はV-V bypassを用い2ndグラフトとしてIVCと共に摘出。IVC切断部を一穴にし2ndレシピエント にpiggy back法で吻合。2ndグラフト動脈はCHAで切離、2ndレシピエント動脈とパッチで吻合。門脈は本幹で吻合。(症例2) 42歳男性。生体肝移植 (左葉グラフトMHV+)施行。FAP肝摘出はV-V bypass適応せず、2ndグラフトにIVCを付けず右肝静脈を長く摘出。一穴化したグラフト肝静脈を2ndレシピエント の肝静脈共通幹に吻合。2ndドナーの動脈・門脈はPHA・門脈本幹で切離。【結語】異なる2ndグラフト摘出手技で2例のドミノ肝移植を施行。肝静脈のみならず動脈や門脈の切離レベルも、1stレシピエントのリスクと2ndレシピエントの状態を考慮した柔軟な対応が要求される。
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