演題

RS-16-5

当院における劇症肝炎症例に対する生体肝移植の経験

[演者] 相馬 大輝:1
[著者] 小林 隆:1, 三浦 宏平:1, 油座 築:1, 岡部 康之:1, 廣瀬 雄己:1, 森本 悠太:1, 佐藤 良平:1, 滝沢 一泰:1, 永橋 昌幸:1, 坂田 純:1, 亀山 仁史:1, 皆川 昌広:1, 小杉 伸一:1, 小山 論:1, 若井 俊文:1
1:新潟大学消化器・一般外科

【背景】劇症肝炎に対する肝移植は有効な治療である一方、脳死ドナーが極端に少ない現状では生体ドナーに頼らざるを得ない。【方法】1999年3月から2012年3月までに当院で施行した劇症肝炎に対する生体肝移植症例13例の成績を検討した。男性7例、女性6例。劇症肝炎の原因は、原因不明5例、薬剤性5例、B型肝炎3例。グラフトは右葉4例、左葉9例で冷阻血時間45分(35−70)、温阻血時間58分(18—172)、無肝期106分(45−270)。手術時間604分(514−1050)、出血量7401ml(1570−65375)。ドナーは男性7例、女性6例で、血液型不適合症例はなし。入院から手術までの期間は2日(0−61)、術後在院日数は42日(3−305)。術後観察期間は96ヶ月(0-164)。【結果】肝移植後の1年生存率84%、5年生存率は77%であった。4例に再手術、1例に再肝移植を要した。【結語】劇症肝炎に対する生体肝移植の成績はおおむね良好であった。2例を感染で失っており、厳重な感染管理の徹底が必要である。
詳細検索
アプリバナー iPhone版,iPad版 Android版