演題

RS-16-4

5cm以下単発肝細胞癌における治癒切除後再発危険因子の検討

[演者] 中嶋 秀治:1
[著者] 蒲原 行雄:1, 足立 利幸:1, 久永 真:1, 崎村 千香:1, 野中 隆:1, 永吉 茂樹:1, 徳永 隆幸:1, 森野 茂行:2, 北島 知夫:1, 谷口 堅:1, 前田 茂人:1, 田川 努:2, 藤岡 ひかる:1
1:国立病院長崎医療センター外科, 2:国立病院長崎医療センター呼吸器外科

目的)単発/腫瘍径5 cm以下のHCC治癒切除症例の再発危険因子について検討。対象と方法)単発/5㎝以下の肝細胞癌治癒切除169例を再発群(n=75)と無再発群(n=94)に分け、背景因子、腫瘍因子、手術因子を比較。結果)再発群は無再発群に比し(再発群 vs. 無再発群)、有意にPT活性低値(92% vs. 89%、p<0.01)、血小板低値(155 x103μl vs. 135x103/μl、p<0.05,)、アルブミン低値( 3.9g/dl vs. 4.2g/dl、p<0.03)、肝硬変合併が多い{67% vs. 42%、p<0.05}。腫瘍因子では脈管侵襲陽性が多い(19% vs. 8%、p<0.05)。他因子には差はない。多変量解析でアルブミン値3.9g/dl以下が有意な独立危険因子(C.I. 1.02-2.88, OR 2.0)。結論)単発で/腫瘍径5 cm以下のHCC治癒切除症例では、脈管侵襲陽性、肝硬変合併、PT活性・血小板・アルブミン低値が再発危険因子、特にアルブミン値3.9g/dl以下では、再発高危険群として厳重なフォローが必要。
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