演題

RS-16-2

腹腔鏡補助下、小開腹創より切除し得た巨大肝血管腫の1例

[演者] 羽村 凌雅:1
[著者] 矢永 勝彦:1, 古川 賢英:1, 岩瀬 亮太:1, 阿部 恭平:1, 奥井 紀光:1, 恩田 真二:1, 畑 太悟:1, 坂本 太郎:1, 柴 浩明:1, 二川 康郎:1, 遠山 洋一:1, 石田 祐一:1, 大木 隆生:1
1:東京慈恵会医科大学外科

症例は55歳女性。5年前に健康診断の腹部超音波検査で、肝右葉に10cm大の肝血管腫を指摘された。無症状であり、外来通院にて経過観察されていたが15cm大まで増大傾向したため精査加療目的で当科紹介となった。血管腫は肝右葉を占めており、径の増大から手術適応と判断した。手術は腹腔鏡下に胆嚢摘出、肝門部で脈管のテーピングを行い、肝右葉流入血管をクランプして肝血管腫を縮小させ、かつデマルケーションラインを確認した。続いて上腹部正中に8cmの小開腹をおき、用手補助下に肝を授動した。上腹部正中創を12cmに延長、小開腹創からhangingし、肝離断を直視下に行い、小開腹創より切除肝臓を摘出した。肝重量は985gであった。術後経過は良好で第8病日に軽快退院した。今回、腹腔鏡補助下、小開腹創より切除し得た巨大肝血管腫の1例を経験したので文献的考察を加えて報告する。
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