演題

RS-16-1

術後16年目に肝転移を来たしたvon Recklinghausen病に合併した傍神経節腫(paraganglioma)の一例

[演者] 水谷 亮輔:1
[著者] 和田 浩志:1, 富丸 慶人:1, 酒井 健司:1, 友國 晃:1, 浅岡 忠史:1, 川本 弘一:1, 丸橋 繁:1, 江口 英利:1, 梅下 浩司:2, 永野 浩昭:1, 土岐 祐一郎:1, 森 正樹:1
1:大阪大学消化器外科, 2:大阪大学周手術期管理学

【症例】46歳,男性。von Recklinghausen病の経過観察中の1998年8月に巨大後腹膜傍神経節腫(paraganglioma)に対して腫瘍摘除術を施行。以降,外来経過観察となるが,2004年の転居に伴い当院への通院を終了していた。2014年2月に近医にて肝腫瘍を指摘され、当院紹介受診。腹部USでは,肝外側区域にhyperechoicな腫瘍性病変を認め,腹部CTにて,肝外側区域に最大径2.9cm大の多血性腫瘍を3個認めた。PET-CTでは、肝腫瘍に一致して、SUVmax 2.7の淡い集積を伴い、病歴からもparagangliomaの肝転移を疑い、2014年6月に肝外側区域切除術を施行。術後病理診断は,好塩基性の細胞質と類円形の濃染核を持つ細胞が胞巣状に増生し、免疫染色でSynaptophysin陽性、Chromogranin A陽性でparagangliomaの肝転移と診断した。【考察】von Recklinghausen病に合併したparaganglioma切除後16年目に肝転移再発を来たした稀な症例であるため,文献的考察を加えて報告する。
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