演題

RS-15-8

大腸癌肝転移症例における肝転移巣のKiss1発現は 独立予後規定因子となる

[演者] 高田 厚史:1
[著者] 島田 光生:1, 森根 裕二:1, 居村 暁:1, 池本 哲也:1, 荒川 悠佑:1, 岩橋 衆一:1, 齋藤 裕:1, 山田 眞一郎:1, 吉川 雅登:1, 寺奥 大貴:1
1:徳島大学消化器・移植外科

【背景】大腸癌肝転移症例の肝転移巣におけるKiss1蛋白の発現が臨床病理学的因子に与える影響につき検討した。【方法】大腸癌肝転移症例49例における切除肝転移巣の免疫組織化学染色を施行。低発現群(n=30)と高発現群(n=19)に分け臨床病理学的因子との関連を検討した。【結果】転移巣に関する腫瘍径、個数、H因子といった項目、原発巣に関する分化度、深達度や脈管侵襲といった項目において両群間で差を認めなかった。全生存率については、低発現群が有意に不良であった。無再発生存率については差を認めなかったが、肝以外の遠隔再発の割合は、低発現群で有意に高率であった。全生存率に関する単変量解析では、原発巣深達度、分化度、脈管侵襲、Kiss1発現が予後因子として同定され、多変量解析においてKiss1発現は独立予後規定因子として抽出された。【結論】大腸癌肝転移症例の肝転移巣におけるKiss1蛋白の発現低下は独立予後規定因子となることが示された。
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