演題

RS-15-5

ソラフェニブ投与後切除可能となり長期生存が得られたFGF4強発現進行肝細胞癌の症例

[演者] 太田 昇吾:1
[著者] 齋藤 裕:1, 吉川 雅登:1, 寺奥 大貴:1, 石川 大地:1, 山田 眞一郎:1, 岩橋 衆一:1, 荒川 悠祐:1, 池本 哲也:1, 森根 裕二:1, 居村 暁:1, 島田 光生:1
1:徳島大学外科

【背景】ソラフェニブが奏功し切除可能となり、長期生存が得られたFGF4強発現進行肝細胞癌症例を報告する。【症例】50歳代、男性。Child A、HBsAg (+)、HCV Ab (-)。造影CT上、肝右葉を占拠するVp3を伴う巨大腫瘍認め、腫瘍は内側区域まで張出し、肝内転移も伴っていた。遠隔転移はなく肝機能も良好であったが、切除不能と判断し、ソラフェニブ投与開始した。【治療経過】ソラフェニブ投与後速やかに腫瘍マーカーの低下を認めた。4ヶ月間継続投与が可能であり、画像上も著明な腫瘍の縮小、肝内転移の消失を認め、肝右葉切除を施行した。主腫瘍内部には広範な壊死像を認め、組織学的にviable cellは認めなかった。本症例においても、腫瘍細胞は免疫組織化学染色でFGF4陽性であった。術後1年半無再発生存中である。【結語】FGF4強発現の進行肝細胞癌にソラフェニブが奏功し、外科切除を併用することで長期生存が得られた症例を経験した。
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