演題

下部進行直腸癌に対する開腹自律神経温存側方郭清術

[演者] 木下 敬史:1
[著者] 小森 康司:1, 木村 賢哉:1, 川合 亮佑:1, 植村 則久:1, 夏目 誠治:1, 伊藤 友一:1, 三澤 一成:1, 千田 嘉毅:1, 安部 哲也:1, 伊藤 誠二:1, 清水 泰博:1
1:愛知県がんセンター中央病院消化器外科

【はじめに】腹膜外アプローチを併用した側方郭清の手術手技を供覧する.【手術手技】直腸切除後, #280の郭清後外腸骨動脈前面の郭清を腹腔側から行っておく.内腸骨動脈も剥離を行い(#263P)上膀胱動脈をテーピングする.腹膜前腔の剥離を行い,膀胱側腔を広く開放する.#283の郭清は閉鎖神経のみを温存し閉鎖動静脈は合併切除して行う.#263Dは上膀胱動脈から間隙を開き,内腸骨動脈から立ち上がる下膀胱動脈を切離し,間隙をさらに広げていき,尾骨筋に入るところまで郭清していく.【結果】1985年から2014年まで394例の直腸癌に対し,側方郭清をおこなった.側方リンパ節平均郭清個数は29.2個,側方リンパ節転移は70例(17.8%)に認めた.深達度側方転移率はpMP9.6%,pA21.1%,pAI35.3%でT2でも10%近くの症例に側方転移を認めた.【結語】腹腔内だけでなく,腹膜外アプローチを併用した側方郭清は,適格におこなえる有用な郭清方法である.
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