演題

RS-14-5

大動脈弁置換術後心房細動発症の危険因子と予防法についての検討

[演者] 横田 純己:1
[著者] 西 宏之:1, 関谷 直純:1, 山田 光倫:1, 高橋 俊樹:1
1:大阪警察病院心臓血管外科

【目的】AVR後のAf発症は高頻度であるが、その病態は必ずしも明らかではない。今回、自験例におけるAf発症の危険因子、予防法について検討した。【方法】対象は2010年1月から2013年12月までにAVRを施行した119例(平均年齢73±10歳、男性62例)。術後Af発症と周術期因子との関連性、周術期投薬の有効性を検討した。【結果】術後Af発症例は47例(39%)。 Af発症例の術後ICU滞在期間は非発症例に比べ有意に延長しており、有意に高齢(76±8歳vs.71±11歳,p<0.05)であった。術前24時間以内のβblocker内服症例のAf発症頻度は内服なしに比べ有意に低く(21%vs.47%,p<0.05)、周術期ランジオロール投与と術前βblocker内服を併用した場合のAf発症頻度は13.6%だった。【結語】AVR術後にAfは高頻度に発症し、 ICU在室期間延長との関連を認めた。高齢が術後Af発症の危険因子であり、βblockerの術前内服や周術期の経静脈投与がAVR術後のAf発症を抑制する可能性が示唆された。
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