演題

RS-14-3

人工血管シャント閉塞に対する治療戦略

[演者] 中山 謙:1
[著者] 江口 大彦:2, 東 貴寛:1, 森田 和豊:1, 内山 秀昭:1, 遠藤 和也:1, 富川 盛雅:1, 奥山 稔朗:1, 立石 雅宏:1, 是永 大輔:1, 竹中 賢治:1
1:福岡市民病院外科, 2:福岡市民病院 血管外科

【目的】人工血管シャント閉塞に対する治療戦略と治療法別の手術成績を報告し考察を行う。【方法】当科では、人工血管内シャント閉塞に対しては血栓除去+バルーン血管拡張術が第一選択で、繰り返す狭窄・閉塞例に対しては人工血管修復術を行っている。血栓除去+バルーン血管拡張術とグラフト修復術の成績を比較検討する。【結果】2012年1月から2014年8月までで、血栓除去+バルーン血管拡張術(血栓除去群)196例、人工血管修復術(修復群)31例であった。手術の初期成功率、術後2週間以内の早期閉塞、平均手術時間、平均出血量、一次開存期間の中央値、1年一次開存率は血栓除去群vs修復群;97% vs 100%、19例vs0例、39分vs 108分、52g vs108g、103日vs 251日、13.7% vs 46.5%であった。【結論】人工血管シャント閉塞に対する血栓除去+バルーン血管拡張術の成績は人工血管修復術の成績には劣るが、アクセスの温存性と低侵襲性を考慮すれば有効な治療と考えられる。
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